アトピーの色素沈着って何が原因で起こるの?

アトピー性皮膚炎

アトピーの色素沈着といっても種類や原因はたくさんあります。
色素沈着に関して複数回に亘って「ハロー! ビタミン」で扱う予定ですので、できるだけ細かいケースに分けて解説していきたいと考えています。
アトピーの色素沈着だけではなく、美容の分野へも言及しますので、ご期待下さい。
今後の予定は以下の通りです。

・炎症後のアトピーの色素沈着
・アトピーのステロイドリバウンドで起こる色素沈着
・ステロイド剤の長期使用時のアトピーの色素沈着
・アトピーの色素沈着で皮膚が凸凹してしまう方の色素沈着の改善
・肘や首に出やすい色素沈着を改善するには
・衣服の当たる場所の色素沈着。
・背中やお尻など体重がかかる場所の色素沈着
・日焼けによる色素沈着
・ニキビの色素沈着
・シミやソバカスなどの色素沈着
・アトピーの色素沈着の改善と予防

炎症後のアトピーの色素沈着。

アトピー 色素沈着

炎症後のアトピーの色素沈着とは アトピー性皮膚炎や 尋常性乾癬の様に、角質層の薄い方に多く起こる色素沈着です。
一般的には炎症後に起こるアトピーの色素沈着と言います。
文字を見ても判るように皮膚炎の跡に起こる色素沈着ですが、これはニキビ痕(ニキビの色素沈着で詳述)などにも起こるのです。

通常、皮膚炎を起すと角質層に穴が開きます。穴の開いた部分は紫外線が角質層の奥まで届きます。
紫外線によって黒色メラニンを作り出すチロシナーゼという酵素は、真皮に近いほど(つまり角質層の奥ほど)多く、角質層の表面に行くほど少なくなります。
つまり、20層ほどの層を成している角質層に炎症で穴が開けば、奥に覗いている角質層にはチロシナーゼがたくさん存在しますので、より多く黒色メラニンが作られて角質層に色素沈着してしまうのです。
アメリカでは炎症後に起こるアトピーの色素沈着を気にされる方の多くが、 αアルブチン(アルファアルブチン)を角質層に塗ってチロシナーゼの作用を邪魔して、黒色メラニンを作らせないようにして、色素沈着を防いでいます。
敏感肌やアトピー肌の場合、αアルブチンの皮膚への塗布が合わないこともありますので、 トライアルサイズでお試しいただくことをお奨めします。

また、一度穴の開いた角質層は通常は元に戻りませんので、その色素沈着を起こした角質層は、その角質層が垢として皮膚から脱落するまで見え続けるのです。
1層の角質層が脱落するのに通常は30日~50日ほどかかるので、10層下の角質層が色素沈着した場合、300日~500日は色素沈着した角質層が見え続けるのです。

また、一度角質層に穴の開いた部分は皮膚が薄いため、 アトピー性皮膚炎や 尋常性乾癬、 掌蹠膿疱症や皮膚の薄い方などは、頻繁にアレルゲンなどの炎症を引き起こす物質が入り込み、なかなか炎症を抑えることができません。
例え炎症が治まっても、しばらくすると同じ場所で炎症が起こることは、多くの皮膚系のアレルギーで確認されています。

こうした皮膚炎が常態化すると、炎症自体が黒色メラニンを作りアトピーの色素沈着の原因ともなりますので、 ビオチンで炎症抑制のホルモンを作ったり、 パントテン酸で角質層と角質層の間の乳液状の層に自分で分泌したステロイドホルモンを増やして炎症抑制したり、 EPAで乳液状の層を丈夫にして角質層を厚くしたり、 MSMで角質層を構成する角質細胞を丈夫にして穴の開きにくい角質層を作ることをお奨めします。

もちろん、このタイプの炎症後のアトピーの色素沈着は皮膚の新陳代謝によって改善されていきます。皮膚の状態が良いようであれば、時間があれば改善するのです。
しかし、上記の理由で穴がなかなか塞がらなかったり、黒色メラニンがたくさん作られたりして、色素沈着がなかなか改善されないと報告する専門家も多いのです。
是非、上記の ビオチンなどを使って皮膚のコンディションを良好な状態に近づけていき、色素沈着をアトピーの原因から改善していってください。

ちなみに、 亜鉛や マルチビタミンで角質層を作るスピードを早めることができることが判っています。

アトピーのステロイドリバウンドで起こる色素沈着。

アトピー 色素沈着

アトピー性皮膚炎の方や 尋常性乾癬の方で、ステロイド剤を使われていた方が、急激にステロイド剤を止めた時にステロイドリバウンドという現象が起こって、皮膚がこげ茶色(人によって若干色は違います。)に変色することがあります。
よくこれを アトピーの色素沈着などと勘違いされる方が多いようです。
実際には前述の炎症後色素沈着とは原因が違いますので、アメリカでは分けて考えられています。

ステロイドリバウンドの初期の頃は、2つの原因が重なり色素沈着が起こります。

1つ目の色素沈着は、ステロイド剤を急に止めたことにより、皮膚を覆う毛細血管網が、フィブリンという糸状タンパク質で目詰まりを起こし、皮膚がうっ血することで起こります。
これはアトピーの色素沈着とは原因が違っています。
アトピーの色素沈着は皮膚が黒っぽくなるのに対して、うっ血しているので、皮膚の色はやや赤みを帯びることが多くなります。
また、目詰まりを起こした毛細血管内では、白血球の分泌する活性酸素や好中球エラスターゼという酵素により毛細血管壁が壊されて、毛細血管から水漏れが激しくなり、薄くなってしまっている角質層を透して、皮膚に液状の分泌物が漏れてきます。

アメリカではステロイド剤を急激に止めるということを奨める専門家はいません。
また、段階的なステロイド抜きをする場合、フィブリンを作らせないようにするために、 ブロメラインという酵素を摂らせて、フィブリンをできるだけ溶かすようにしながら行います。
ブロメラインを使用することで、(アトピーの色素沈着ではありませんが)皮膚の色が赤みを帯びることを軽減することが期待できます。

2つ目の色素沈着は、角質層が薄くなることで起こります。
1つ目の色素沈着が落ち着き赤みが引いてくると、皮膚がこげ茶色(人によって若干色は違います。)になる方も多いと思います。
このこげ茶色の色素沈着の原因は、もともと角質層が薄い体質の方( アトピーや 尋常性乾癬の方など)がステロイド剤を使用することにより、皮膚で分泌する EPAや ヒアルロン酸などの角質層を皮膚に繋ぎとめる働きをする角質層間物質が更に減ってしまい、20層くらい必要な角質層が、数層~7層くらいまで薄くなってしまうことで起こります。
5層前後の角質層では、真皮の部分にある黒色メラニンの層を覆い隠すことができず、アトピーの色素沈着の独特の肌の色になってしまうのです。

子供の頃から浴びてきた紫外線は、真皮の層に黒色メラニンの層を作りだします。
この層は茶色や黒色をしているのですが、正常な角質層の厚さを保っている方であれば、角質層自体の肌色により黒色メラニンの層は隠されて見えないのです。
しかし、ステロイドリバウンドを起こしている場合、炎症により更に角質層が剥がれてしまうこともありますので、もともとの角質層が薄い方ですと、こげ茶色の肌に色素沈着してしまい、アトピー独特の色素沈着を起こすのです。

このこげ茶色の肌は角質層を厚くしてあげれば、徐々に肌色に近くなっていきますので、アトピーの色素沈着の種類の中ではそれほど心配はいらないのですが、ステロイド剤の使用により皮膚で分泌する EPAや ヒアルロン酸の分泌量が減っている場合、表面の角質層が剥がれやすくなりますので、思うように角質層が厚くなってくれないのです。
皮膚表面がフケ状に剥がれていくようであれば、EPAとヒアルロン酸の摂取を行い、ネバネバした乳液状の角質層間物質をたくさん分泌できるように体質改善することをお奨めします。

また、脳で分泌される ステロイドホルモンは血液によって皮膚に運ばれ、EPAやヒアルロン酸と混ぜられて、乳液状の角質層間物質に取り込まれます。
この乳液状の物質は紫外線や酸素に弱く、分解されてしまうのですが、ステロイドホルモンが分解を防いでいますので、角質層が薄い方はできるだけステロイドホルモンの分泌を増やしたいのです。
そのために、 パントテン酸(ビタミンB5)で副腎皮質を強化することをお奨めします。

ちなみに、 亜鉛や マルチビタミンで角質層を作るスピードを早めることができることが判っています。

次回の「ハロー! ビタミン」の予告

次回の「ハロー! ビタミン」もアトピーの色素沈着の続きをお送りいたします。

★★★ 今回のバーゲン品のご説明1 ★★★
~ αアルブチン(アルファアルブチン)で黒色メラニンを作らせず、アトピーの色素沈着を防ぐ。

αアルブチン(アルファアルブチン)

今回の「ハロー! ビタミン」では アトピーの色素沈着という内容ですので、色素沈着の原因である黒色メラニンを作らせない化粧品をご紹介します。
αアルブチン(アルファアルブチン)はアメリカでは皮膚が弱い方でも使える美白化粧品として人気があります。

アトピー性皮膚炎や 尋常性乾癬、 掌蹠膿疱症や 乾燥肌の方など、色素沈着を起こしやすい方にも人気のある化粧品です。

最近では日本でも一部の化粧品で使われる成分として認知度が高まってきています。
昔からよく化粧品で使われていたベータアルブチンよりも、黒色メラニンの生成阻害の効果が高く、医薬品指定の美白成分ハイドロキノンよりも安全ということで、美白化粧品として人気が出てきている成分です。
色素沈着は過剰なメラニン色素が生成されることによって起こります。
紫外線などの刺激によって、メラニンを作る色素細胞(メラノサイト)で、チロシナーゼと言う酵素の働きが活発になり、皮膚中に含まれているチロシンと言うアミノ酸の1種から、メラニン色素が作られます。
このメラニンが新陳代謝などで代謝されず、皮膚組織に残った場合、炎症後のアトピーの色素沈着となって現れるのです。
αアルブチン(アルファアルブチン)はメラニン色素を生成する、チロシナーゼに作用して、メラニン生成メカニズムを阻害する働きが確認されている成分です。

日々のαアルブチンの使用で、炎症によって作られた角質層の穴が塞がるまで、黒色メラニンの生成を防いでください。

もちろん、皮膚系の アレルギーに罹っている方は、アレルギー体質を改善しなければ、いつまでたっても、皮膚が薄い体質や弱い体質、炎症体質やヒスタミンを大量に作り出す体質、アレルゲンに過敏な体質などは改善しませんので、アトピーの色素沈着は改善されません。
以下の アレルギー体質改善をお奨めします。
・皮膚が薄い体質や弱い体質( EPAで体質改善)
・炎症体質( ビオチンで体質改善)
・ヒスタミンを大量に作り出す体質( 善玉菌で体質改善)
・アレルゲンに過敏な体質( ケルセチンで体質改善)

「ハロー! ビタミン」のバーゲン品は以下のリンクをクリックして、そのページからご注文下さい。
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★『 αアルブチン(アルファアルブチン)』
黒色メラニンを作らせない化粧品。皮膚の状態が良くなるまで、対症療法ながら使用し、色素沈着を防ぐ。
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★★★ 今回のバーゲン品のご説明2 ★★★
~ EPAで厚く丈夫な角質層を作って、アトピーの色素沈着を改善。

EPA

EPAは皮膚の内部に分泌する油分として重要な働きを持っています。
不足すれば、 乾燥肌や角質層の薄い皮膚、脂性肌や 敏感肌が作られます。

EPAと ヒアルロン酸と水が混ざってネバネバした乳液状の物質が作られ、角質層を作り出す基底細胞の上に分泌されます。
おおよそ28日間の分泌の後、下の基底細胞が細胞分裂を起こして、1層の角質層が作られ、乳液状の層を上へ押し上げます。作られた角質層の下では再び乳液状の成分が分泌され、28日後の基底細胞の分裂で、再び角質層に押し上げられます。
この様に、角質層が作られる度に、角質層と角質層の間にサンドされ、角質層と乳液状の層が交互に重ねられていくのです。

アトピーの色素沈着などでは、通常は角質層の下の真皮の部分から炎症が起こり、その炎症が大きくなるにつれて、約20層重なっている角質層と乳液状の層を1層ずつ突き破って、最終的には表面の角質層を突き破り、皮膚炎として現れ、色素沈着が起こります。
MSMを摂取して角質細胞を丈夫にすると、真皮で起こった炎症が簡単に角質層を突き破れなくなりますので、角質層の表面にまで穴が開いてしまうのを防げます。
また、 EPAと ヒアルロン酸と水で作られた乳液状の層には、ステロイドホルモンなどの炎症抑制に働くホルモンや酵素も混ぜられるため、乳液状の層で消炎できることも多いのです。

アメリカのアトピー性皮膚炎の研究者の多くは、この乳液状の層を炎症の広がりを防ぐ緩衝地帯と考え、緩衝地帯としての働きを高めるために、大量のEPAを摂取させる方法を採用しています。
EPAは炎症抑制のホルモンの材料にもなりますので、十分な量の乳液状の層を作ってあげることも、色素沈着を予防するためには重要です。

特に皮膚が薄い方、乾燥肌の方、脂性肌の方、肌の色が白くてトラブルの多い肌の方、炎症体質の方などなど、皮膚にトラブルを起すことの多い方には、EPAの摂取がお奨めです。

前述の様に、皮膚系の アレルギーに罹っている方は、アレルギー体質を改善しなければ、いつまでたっても、皮膚が薄い体質や弱い体質、炎症体質やヒスタミンを大量に作り出す体質、アレルゲンに過敏な体質などは改善しませんので、アトピーの色素沈着は改善されません。
以下の アレルギー体質改善をお奨めします。
・皮膚が薄い体質や弱い体質( EPAで体質改善)
・炎症体質( ビオチンで体質改善)
・ヒスタミンを大量に作り出す体質( 善玉菌で体質改善)
・アレルゲンに過敏な体質( ケルセチンで体質改善)

「ハロー! ビタミン」のバーゲン品は以下のリンクをクリックして、そのページからご注文下さい。
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★『 EPA』
皮膚にトラブルを抱えている全員に摂取していただきたいサプリ。皮膚を丈夫に美しくし、アトピーの色素沈着の多くも改善します。
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