リーキーガット症候群は肝臓に負担をかける。

オルニチン

これまで3回に亘ってお送りしてきた リーキーガット症候群の治療ですが、今回でまとめとなります。
ちょっと復習と確認の意味で書くと、リーキーガット症候群は胃腸の壁が薄いために、吸収してはいけない物質を吸収してしまう体質が原因です。
未消化のタンパク質が腸から吸収されて起こる症状は、非常に多彩です。
現代病と言われる多くの体質がありますが、その多くに リーキーガット症候群が関係していると言われています。

例えば、未消化のタンパク質は血液中に入ると、まず様々な白血球が集まってきて、タンパク質を攻撃します。
活性酸素や好中球エラスターゼは毛細血管を壊し、組織を水浸しにします。(皮膚炎などの炎症の大きな原因となります。)
免疫物質であるヒスタミンやグロブリンや活性酸素は弱い部分に炎症を引き起こすでしょう。
薄い腸壁から吸収した物質や、免疫細胞によって作られた様々な物質は、化学処理工場の化学処理を増やし、肝臓に負担をかけます。
肝臓では、この負担に対抗するために、オルニチンサイクル(尿素回路)などのデトックスを行い、体にとって不用な物質を無毒化して、尿などから排泄させます。
肝臓にかかった負担などを永い間放っておくと、体質によっては、肝機能障害や脂肪肝などになってしまう方もいるようです。
太っている方や、コレステロールや中性脂肪に問題がある方は、脂肪肝になりやすいので、 ダイエットサプリメントを飲むなどして、血中脂質を減らす体質改善を行ってください。
肝臓の負担が気になる方や、アルコールなどを多飲される方は、 オルニチンを摂って、オルニチンサイクルを活発にしたり、 秋ウコン(クルクミン)を摂って、肝機能を高めて、 リーキーガット症候群の治療に役立ててください。

リーキーガット症候群はよく隠れアレルギーと呼ばれていますが、アトピー性皮膚炎などの皮膚や粘膜が弱い方に、更に皮膚炎や粘膜炎を引き起こすことが多いからなのです。
これは皮膚炎などによって細胞が壊れ、アミノ酸結合のアンモニアが体内で発生しやすい体質が、肝臓に負担をかけているところに、リーキーガット症候群により、腸から更にアンモニアが吸収されてくるので、肝臓が疲弊しやすくなり、肝臓のデトックス機能が低下することに繋がります。
デトックスしきれない不要物は血液中に溜まり、弱い皮膚や粘膜に炎症を起こさせるのです。
オルニチンを摂取することで、肝臓のデトックス機能を高めて、炎症の原因を減らしましょう。

リーキーガット症候群は細胞の活動を鈍くする。

リーキーガット症候群 治療

最近では慢性疲労症候群の原因の1つが、 リーキーガット症候群による、血中の遊離アンモニア濃度の上昇ではないかと言われています。
タンパク質消化によって多くのアミノ酸結合のアンモニアも作られますが、一部は遊離アンモニアとなります。
通常は、遊離アンモニアは腸から吸収しないようになっているのですが、リーキーガット症候群の薄い腸壁から、遊離アンモニアが血液中に入り、肝臓でのデトックスが行われずに、全身の各細胞のミトコンドリアに取り込まれ、ATPというエネルギーの生産が遅くなるのです。

ATPが細胞の活動エネルギーとなりますので、ATPの生産が少なくなると、筋肉などは力が出せずに、疲労を感じます。
また、ATPの生産過程で作られる、 カルニチンや アルファリポ酸(αリポ酸)やコエンンザイムQ10などの分泌を減らし、エネルギーを効率的に作れずに、更に疲れてしまうのです。
また、同じ理屈で太りやすくもなります。
リーキーガット症候群の治療には、弱った細胞に本来の活動をさせることが重要です。
ATPが作れない体質の改善は、根本的な治療とはならないまでも、弱った細胞の活動を活発にさせるために、上記のカルニチンなどのサプリメントを摂ってみるのも良いのではないでしょうか?

古い細胞が代謝される時に作られるアミノ酸と結合したアンモニアは、通常は肝臓に運ばれてオルニチンサイクルという代謝作用によって、尿素などに分解され、尿などで排泄されます。
遊離アンモニアは本来は血液中には存在しないはずの物質ですが、 リーキーガット症候群の方は、腸内で悪玉菌によって作られる遊離アンモニアや、タンパク質の消化で作られる遊離アンモニアの一部が、腸壁から吸収され、血液中の遊離アンモニア濃度を高めてしまうのです。
遊離アンモニアは優先的に肝臓に運ばれることがなく、その多くが肝臓以外の細胞のミトコンドリアに取り込まれて、ATPというエネルギーの生産を邪魔するのです。

すべての機能が正常であれば、アンモニアは肝臓においてオルニチンサイクル(尿素回路)によって処理されて、無毒な尿素に分解されて、尿として排泄されるのですが、リーキーガット症候群により血中の遊離アンモニア濃度が上がり、全身の細胞に取り込まれて、様々なトラブル体質を引き起こします。
免疫力の低下や骨密度の異常、下痢や 便秘、 お腹の張り(腹部膨満感)や腹痛、集中力の低下や軽い鬱、記憶力の低下や暴力衝動など、数え上げればきりがないほどの問題体質に関係していると言われています。

全身の細胞のミトコンドリアに取り込まれた遊離アンモニアは、細胞の活動を鈍くするので、細胞から追い出すデトックスを行います。
デトックスの方法は簡単で、 オルニチンというアミノ酸を飲んで、血中のオルニチン濃度を上げてあげるだけで良いのです。
オルニチンは肝臓や様々な場所で、オルニチンサイクルなどで使われてしまうので、食事から摂取する量では足りないようになります。
特に30歳前後になると、血中のオルニチン濃度は低い値が観測されるようになり、不足を呈します。
血中のオルニチン濃度が上がると、全身の細胞でデトックスを行い、ミトコンドリアに溜め込んだ遊離アンモニアを追い出し、細胞本来のもつポテンシャルを回復する様に働きます。

リーキーガット症候群の治療の最前線を取材して思ったこと

リーキーガット症候群

リーキーガット症候群は症状が多岐に亘り、捉えどころのない体質です。
これまで4回に亘った リーキーガット症候群の治療に関する内容を書くために、アメリカの様々な栄養学サイトを読んでみて思ったこと、取材して感じたことを書いてみます。
症候群という名称で表現されるように、リーキーガット症候群によって引き起こされる体のトラブルは、本当に多岐に亘ります。
アメリカの栄養学者や医学者が記した論文の多くは、リーキーガット症候群によって引き起こされる鬱病やアレルギーの悪化など、細かなトラブルを1つ1つ改善するための、体質改善方法を載せた論文が多く、リーキーガット症候群全体を俯瞰して記した論文が少ないので、データ収集も非常に大変でした。

リーキーガット症候群の基本的な原因は、これまでの4回に亘る「ハロー! ビタミン」で、すべて記してきました。
よって、細かいトラブルの改善方法を1つ1つ記すことの意味を見出せないので、ここではすべてを記しませんでした。
ただ、様々な専門家の論文を読んでいて、リーキーガット症候群の本質に迫ると思われる、印象に残る記述がいくつかありましたので、以下に記したいと思います。

専門家A氏
リーキーガット症候群の発症のメカニズムを単純にすると、薄い爛れた腸壁から吸収してはいけないものを、血液中に取り込むことから始まる、と言えるでしょう。
腸から吸収される物質は、個人の体質や食事や 腸内環境などの影響を強く受けるので、毎回違っている。
よって、それによって体内で作られる毒物の種類や、免疫系の反応などが毎回違っている。
また、個人個人の体質によって、体の弱い部分が違っている。(例えば、皮膚が弱い方、粘膜が弱い方、扁桃腺が弱い方、腎臓が弱いなどなど数え上げたらキリがありません。)
上記の条件に、季節的要因やバイオリズムなどを考え合わせると、一人の患者の中だけでも、症状の出方が非常に複雑に違ってくる。
とても1つのリーキーガット症候群という病気が引き起こしたとは思えないほど、出てくる症状が違っているので、医師は症状を改善させるための原因の特定が非常に難しい。
リーキーガット症候群であるかどうかの検査は難しく費用がかかる。
検査結果からリーキーガット症候群かどうかの結論を下すのは難しい。
しかし、原因はいくつかあるものの、基本的には腸の体質改善と腸内環境の改善で、多くの症状は治まるはずである。
よって、原因不明の体調不良に悩む場合、腸の体質改善と腸内環境の改善を試みることをお奨めする。

リーキーガット症候群は、よく隠れアレルギーという呼び方もされるようですが、アレルギー体質と完全に合致している訳ではありません。
しかし、 アレルギーの方はリーキーガット症候群である可能性が、非常に高いという意味では、正しいですし、リーキーガット症候群がアレルギー症状をより酷くするということでも、正しいと言えるでしょう

専門家B氏
アメリカでの統計を見てみると、アレルギーの方のリーキーガット症候群の発症率と、アレルギーでない方のリーキーガット症候群の発症率には大きな違いがあります。
リーキーガット症候群に関しては、最近になって研究が盛んになってきたので、統計的な数値がたくさんあってどれが正しいのかは、現時点で判断することはできないものの、アレルギーの方のリーキーガット症候群の発症率が非常に高い数字を示しているのに対して、皮膚の丈夫な方の リーキーガット症候群の発症率は非常に低いことが、多くの医学者や栄養学者によって指摘されています。
体の外から異物の侵入を防ぐ皮膚や粘膜は、角質層が重なって作られており、基本的には腸壁と似たような角質層の構造を持ちます。
つまり作りが同じということは、皮膚や粘膜が薄い方は、腸の粘膜も薄い可能性があるのです。
トラブル肌の方の多くは、腸の粘膜が薄い可能性があります。

専門家C氏
アメリカではステロイド剤を使うと、皮膚や粘膜が薄くなることが医学的研究で明らかになっています。
同じように、ステロイド剤使用で腸の粘膜が薄くなる現象も何例も報告されており、関連性が高いと言われています。
アメリカのアレルギー内科で ステロイド剤を使用するときは、 EPAと パントテン酸(ビタミンB5)が出されています。
これは皮膚や粘膜が薄くなるのを防いだり、副腎皮質が弱ってステロイドリバウンドを予防する目的で出されています。
最近の研究では、 アレルギーとリーキーガット症候群が、密接に関係していることが判っており、実は、アレルギーとリーキーガット症候群はある体質の表裏一体の症状であると発表がなされて、多くの医学者や栄養学者に注目されているのです。

店長の実感
上記の記述を読んで、リーキーガット症候群とは何かを感じ取っていただければ、長きに亘って取材し、4回に亘って「ハロー! ビタミン」で紹介した意味があるのではないかと思います。
今までの「ハロー! ビタミン」で、こうした述懐という形でお話を締めくくったことが無いのですが、突き詰めて考えると、あまりにも複雑多岐に亘る症状を持つリーキーガット症候群というものの全貌を、店長自身が理解できていないのかも知りません。
それが、何人かの専門家の記した印象に残る記述を紹介するという形で、リーキーガット症候群のコンテンツを締めくくる結果になったのかもしれません。
とにかく、腸壁を厚くする EPAや MSM、 ビオチンなどで体質改善を行うのが、リーキーガット症候群には効果があるのではないかと思います。

次回の「ハロー! ビタミン」の予告

次回の「ハロー! ビタミン」は、夏まであと3ヶ月をきった5月からできる、実力派ダイエットサプリメントによる、超短期間ダイエットをご紹介します。
多少は ダイエットリバウンドを覚悟のダイエット方法ですが、できるだけリバウンドを抑えて、体重を大きく落とすことに主眼を置きました。
ちょっと辛いダイエットですが、人は目標があれば3ヶ月間は持続させることができる生き物である、というダイエット精神医学に基づいて、効果的な ダイエット方法をご紹介します。

★★★ 今回のバーゲン品のご説明1 ★★★
~お酒が好きで肝臓が気になる方に オルニチンはいかがでしょうか?。

オルニチン

リーキーガット症候群は腸壁が薄いために、悪玉菌や消化が作りだす遊離アンモニアが、吸収されて全身の細胞に運ばれて蓄積されます。
ミトコンドリアという細胞内組織に遊離アンモニアが溜め込まれると、細胞の活動が鈍くなります。
また、アミノ酸結合のアンモニアも相当量が吸収されるので、それらは肝臓に運ばれてデトックスされます。
リーキーガット症候群は肝臓に負担をかけて、肝機能を疲れさせると言われています。 オルニチンで肝機能を元気にさせ、リーキーガット症候群の悪い症状をできるだけ減らしましょう。

アミノ酸結合のアンモニア(細胞が古くなって壊れるとたくさん作られます。)も肝臓で処理されます。
肝臓はアンモニアをオルニチンサイクルで無毒な尿素に変換し、尿素は尿として排泄されて、デトックスが完了しますが、この処理にかかる肝臓の負担は非常に大きく、肝臓を疲弊させる原因の1つとなります。
オルニチンを摂取すると、大量に発生するアンモニアの処理もスムーズに行うことができ、肝臓の負担を減らすことになるのです。

オルニチンはシジミに含まれるアミノ酸で、様々な働きを持ちますが、肝臓の負担を減らして、飲酒で疲れた肝臓を元気にするためにも使われています。
オルニチンが直接アルコールを分解している訳ではありませんが、大量に体内に発生するアンモニアの処理を助けることで、肝臓の負担を減らして、アルコールの無毒化に肝臓が働けるようにするサプリメントです。

「ハロー! ビタミン」のバーゲン品は以下のリンクをクリックして、そのページからご注文下さい。
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★『 オルニチン』
リーキーガット症候群や飲酒で疲れた肝臓を元気にするサプリ。シジミの肝機能アップとして有名なアミノ酸。
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★★★ 今回のバーゲン品のご説明2 ★★★
~ アルファリポ酸(αリポ酸)で肝臓のデトックス機能を高めましょう。

アルファリポ酸 αリポ酸

αリポ酸は昔はサプリメントを作る時に、肝臓から抽出されていたほど、肝臓に多く存在する補酵素です。
アメリカでは肝臓の機能が落ちた方が、よく医師から処方されるほど、肝機能の改善には有効なサプリメントです。
日本ではアルファリポ酸はダイエットで人気がありますが、肝臓で分泌する様々な酵素を作る時に、必須の栄養素がアルファリポ酸なのです。
補酵素としてのアルファリポ酸が、肝臓の酵素生産を助けて、肝臓が処理する様々な不要物のデトックスを行うのですが、先に紹介した オルニチンとは別の部分で働きますので、アルファリポ酸とオルニチンを重ねて使うことで、非常に広い範囲で肝臓の処理機能が高まります。

お酒で肝臓を害した方が出される医薬品として、グルタチオンがあります。
グルタチオンは本来は体内で作られる酵素なのですが、グルタチオンの生産にアセチルCoA(アセチルコエンザイムA)という補酵素が必要で、アセチルCoAを作るために アルファリポ酸(αリポ酸)が大きく関係しており、アルファリポ酸(αリポ酸)の分泌の減少が年配者の肝機能の低下に繋がっていると指摘する栄養学者も多く、アルファリポ酸(αリポ酸)の摂取がグルタチオンの生産を促し肝機能の回復させることができるとして、アメリカでは病院でも処方されています。

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★『 アルファリポ酸』
肝臓のデトックスで使う酵素を作るために必要な補酵素。オルニチンと併用で疲れた肝臓を労わりませんか?
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