花粉症の症状 で問題になるのは炎症です。
目や鼻が痒いのも、涙や鼻水が出るのも、みな炎症という状態なのです。

この炎症の原因はヒスタミンという物質で、花粉が アレルゲンの方(つまり花粉症の方)は花粉に反応してヒスタミンの大量分泌が起こってしまうのです。
これが花粉症ですね。

でもヒスタミンは炎症の切っ掛けを作り続けるだけで、実際に炎症が起こっている部位では、別の炎症を引き起こすシステムが動いているのです。
今回は 花粉症予防ということで特集を組みますので、炎症を引き起こすシステム対策であるヒスタミン抑制と炎症抑制について書いていきたいと思います。

花粉症の症状を改善する2つの方法。

  • ヒスタミン抑制
  • 炎症抑制

効果的な花粉症予防を行うのであれば、できるだけこの2つの方法を併用することをお奨めします。
この2つの花粉症予防に関してはアメリカでは20年以上の実績があり、この予防法で使うサプリメントも体質に合わせて何種類かあるので選ぶ必要がありますが、人気のあるいくつかの 花粉症のサプリメントを組み合わせていけば、多くの体質をカバーできます。

日本の花粉症予防の治療は主に 抗ヒスタミン剤による炎症の原因を排除する方法ですが、その治療法と併用することができる方法も今回の「ハロー! ビタミン」で載せますので、花粉症予防の参考にしてください。

花粉症の予防は症状が出てからでは遅い

花粉症の症状

花粉症の症状は出る前の予防が勝負です。

そもそも花粉症の目のかゆみや鼻水などの症状は既に非常に炎症が進んだ状況ですので、体内では炎症の悪循環と呼ばれる現象が既に引き起こされているのです。
この炎症の悪循環という現象はお年寄りや赤ちゃんのような体力の無い方や、強いウィルスなどによって引き起こされると、悪くするとサイトカインストームという現象が起こって、重篤な症状へ進んでしまう現象です。

サイトカインストームとは肺炎に代表される現象で、自己免疫によって自分の組織が致命的に壊される現象です。
もちろん花粉などの アレルゲンでサイトカインストームなどの重篤な症状は起こりませんが、免疫システムが自分の組織を壊してしまうということに於いては、同じような現象です。

花粉症の症状が出ている部分では、マクロファージやT細胞、B細胞や好中球、好酸球などの白血球によって炎症が引き起こされて、既に粘膜や毛細血管などの組織の多くが壊されてしまっていますので、 花粉症の症状を消すためには炎症抑制だけではなく、粘膜や毛細血管などの組織の修復が必要なので、時間がかかってしまうのです。
よって、免疫システムが自己の組織(粘膜や毛細血管など)を壊してしまう前に炎症を鎮めてあげるのが、最も効果的な花粉症予防なのです。

アレルギーとは何か?予防の知識を学ぼう。

アレルゲン

ちょっと余談になりますが、 アレルギーというものを考える時の基本的な考え方になるので、少しだけ時間を下さい。

アレルギーとは何なのでしょうか?
アレルギーとは、自分の免疫システム(白血球)が、活性酸素や好中球エラスターゼという酵素を大量分泌して、強い炎症などを引き起こして、自分の組織を壊してしまう現象です。

この強い炎症は通常はウィルスや病原菌が体内に侵入した時に、これらの外敵を殺すために必要なものなのです。
でも外敵でも何でもない花粉を攻撃しようとしているのが 花粉症なのですよね。
花粉が人間に脅威を与えるわけではないのに、花粉を敵と勘違いした免疫システムがフィブリンというタンパク質を使って花粉の侵入箇所の血流を止めて、マクロファージやT細胞、B細胞や好中球、好酸球などの白血球によって集中的に活性酸素や好中球エラスターゼ(タンパク質を溶かす酵素)を分泌して、花粉を攻撃しているのです。

フィブリンで毛細血管を詰まらせ血流を止めるのは、侵入したウィルスなどを全身に拡散させないようにするには非常に良いシステムなのですが、花粉などの アレルゲンは身の回りにたくさん存在しているので、そのたくさん侵入してくる花粉を活性酸素などで攻撃してるうちに、血流の滞った部分の毛細血管や周りの組織を壊してしまうのです。
アレルゲンに対する無意味な攻撃で自分が傷つく。これがアレルギーの正体です。
この事実を踏まえて 花粉症予防を考えれば花粉症予防の理論も理解しやすいと思います。

ヒスタミン抑制による花粉症予防の方法。

抗ヒスタミン剤

今期の冬は暖かいという予想で、10日ほど早く花粉の飛翔時期が来るということですので、 花粉症予防のために早めのヒスタミン抑制をお奨めします。

ヒスタミン抑制の方法としては、まずは ケルセチンというハーブが最も使われています。
ケルセチンは肥満細胞(マスト細胞)というヒスタミンを作り出す細胞のグロブリンE(IgE)抗体に対する感度を鈍くして、肥満細胞がヒスタミンをたくさん作らないようにしてくれる効果が期待できます。

ケルセチン

このヒスタミン抑制効果は、ドイツのコミッションEというハーブ研究で非常に高い評価を受けて、ドイツではヒスタミン抑制の医薬品として認められているのです。

ケルセチンはアメリカでもここ20年位は 花粉症のヒスタミン対策で最も人気が高いサプリメントとなっています。

花粉症予防のためのケルセチンの使い方は、花粉が飛翔しはじめる1ヶ月~2ヶ月前からケルセチンを摂取します。
摂取量は1日6カプセル程で、毎食後に2カプセルずつ摂取すると良いでしょう。
この程度の摂取を続けると、粘膜に存在している肥満細胞(マスト細胞)の抗体に対する感度に変化が起こり始めます。
ケルセチンサプリメントは抗ヒスタミン剤の医薬品の様に作られたヒスタミンを壊すのではなく、ヒスタミンそのものを作らせないように働きます。

何年か続けてケルセチンによる花粉症予防を行うことで、更に高い効果が得られるように体質が変わってくるという統計もあります。
最初の何年かはヒスタミンが多少作られてしまう方もいらっしゃいますので、医薬品の抗ヒスタミン剤と併用した方が良い場合もございます。

抗ヒスタミン薬アスタキサンチン

どうしても医薬品の抗ヒスタミン剤などを使いたくないという方は、作られたヒスタミンを遊離(壊す)して炎症や痒みを防ぐ アスタキサンチンや天然の 抗ヒスタミン薬と呼ばれるサプリメントもありますので、併用することをお奨めします。

炎症抑制による花粉症予防の方法。

花粉症を予防

花粉症予防で炎症抑制を考える場合、アメリカで最も使われているのは ブロメラインというサプリメントです。
パイナップルの茎から抽出されるブロメラインは胃で分泌されるタンパク質消化酵素であるブロメラインと同じ働きを持っています。
通常はアレルギーの炎症抑制というと ビオチンというサプリメントが有名ですが、花粉症に限ってはビオチンよりもブロメラインが使われることが多いようです。

ブロメライン

ブロメラインは先の”アレルギーとは何か?・・・・・”という項目の中で出てきた、炎症部分の血流を滞らせるフィブリンという物質を溶かして、血流を回復させることで白血球の分泌する活性酸素や好中球エラスターゼ(タンパク質を溶かす酵素)が、患部の組織を集中的に壊すことを防ぐサプリメントです。
ブロメラインが腸から吸収されると血液中に入りフィブリンを溶かします。
血流が回復すると 活性酸素や好中球エラスターゼは全身に散ってしまいますので、一箇所の組織を集中的に壊すようなことにはならないのです。

ケルセチンによって完璧に肥満細胞(マスト細胞)の感度を鈍くするには時間がかかりますので、それまではヒスタミンが炎症を引き起こす切っ掛けを作ってしまいます。
炎症が起こればフィブリンが毛細血管を詰まらせてしまいますので、できるだけブロメラインでフィブリンを溶かすことで、目や鼻の炎症が酷くなるのを防ぎます。

アメリカでは 花粉症の症状を改善するものとして、ケルセチンとブロメラインが一緒になったサプリメントが発売されるほど、2つのサプリメントの相乗効果が期待できますので、花粉症予防のために併用をお奨めします。

善玉菌で花粉症の体質を根本から改善する。

乳酸菌

花粉を敵と勘違いしている白血球をT細胞と言います。
正確にはヘルパーT細胞2型(Th2)と言います。
アレルギーの方のTh2はアレルギーで無い方のTh2よりも桁違いに多いことが判っています。

アレルゲンを敵と勘違いしているTh2という白血球は、もともとは腸内に共棲していた寄生虫を監視している白血球であり、寄生虫を駆逐した現代人の体内では敵を見失った白血球と呼ばれています。
このTh2は寄生虫の代わりとして腸内の悪玉菌を敵とし、 悪玉菌が多い腸内ではTh2の数が増えるだけではなく、アレルゲンとなりやすい物質類を敵として記憶してしまうのだそうです。

アレルゲンが体内に侵入するとマクロファージがアレルゲンを食べて、その情報をT細胞(Th2)に伝えます。
T細胞はB細胞にグロブリンE抗体(IgE)の大量分泌を命じ、その抗体が肥満細胞(マスト細胞)を刺激しヒスタミンを大量に作らせて、アレルギーの炎症の切っ掛けを作ってしまうのです。

花粉症の発症の原因であるヒスタミンの大量分泌を防ぐには、 善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)で腸内環境の改善をしてあげると、アレルゲンを敵と勘違いしているT細胞(Th2)が減りますので効果的です。
ただし、アレルギーの方が 腸内環境を改善するには1年~2年という善玉菌の長期摂取が必要といわれていますので、今シーズンの花粉症対策としては大きな効果は期待できないですが、アメリカのアレルギーの専門家のほぼ全員が、アレルギー体質の根本的な改善に善玉菌摂取を奨めています。

次回の「ハロー! ビタミン」の予告

今回の アレルゲンをリセットして花粉症を予防する栄養学はいかがでしたでしょうか?。
アメリカではアレルギーの栄養学的な研究が盛んで、体質の改善によるアレルギー改善が盛んに研究され、臨床の場で試されてきています。
次回の「ハロー! ビタミン」は パンデミックに関する情報です。
パンデミックとは新型インフルエンザの世界的な蔓延という意味で使われる言葉です。

ここ5年ほどでアジアを中心に鳥インフルエンザが猛威をふるい、鳥から人への感染例も数100例報告されています。
人から人へ感染する新型インフルエンザは未だに発生していませんが、世界保健機構(WHO)などは人人の発生は時間の問題であるとの見解をハッキリと出しています。

パンデミック対策には重篤化の原因であるサイトカインストームという免疫反応の抑制が重要です。
アメリカで パンデミックの発生を前提に研究を重ねる栄養学者が多くおり、栄養学でできることも多く発表されています。
自分や周りの人を守るための 栄養学をお届けします。

★★★ 今回のバーゲン品のご説明1 ★★★
~ ブロメラインで花粉症の目や鼻の炎症を抑制する。

アレルゲン

今回の「ハロー! ビタミン」のバーゲンではブロメラインをご紹介します。
アメリカの 花粉症予防のサプリメントで最も売れているサプリメントが ブロメラインです。
ここ15年間くらいは上位3位から外れたことがないのではないかと思います。

ブロメラインは炎症抑制で花粉症を予防するサプリメントです。
ブロメラインとは、胃で分泌しているタンパク質消化酵素です。
アメリカンビタミンショップで扱うブロメラインサプリメントは、パイナップルの茎から抽出する方法でサプリメント化していますので、高い安全性と効果が期待できます。

パイナップルをたくさん食べるとよく舌がピリピリしますよね。
これはパイナップルの実に入っているブロメラインが、舌の味蕾細胞(みらいさいぼう・味を感じる細胞)などを溶かしてしまうので痛みを感じるのです。

花粉症の症状が出ている部分を細かく見てみると、毛細血管の詰まりが発生しており血流が滞ってしまっています。
この詰まりの原因がフィブリンという糸状のタンパク質なのですが、フィブリンは免疫システムの一部で免疫反応を効率化するには必要な存在なのです。
しかし、正常な免疫反応ではない花粉症では、このフィブリンが症状を悪化させる元凶となっていますので、フィブリンをブロメラインで取り除いて 血流を改善することにより、花粉症の炎症の予防に役立てようという試みが長く行われてきているのです。
免疫システムとフィブリンの関係を免疫反応の流れを追いながら花粉症の炎症や痒みの原因を簡単に説明します。

  1. 弱い粘膜から花粉の侵入を受けてマクロファージという白血球が花粉を捉え取り込みます。
  2. マクロファージはインターロイキン6というサイトカインを使って花粉の情報をT細胞に伝えます。
  3. アレルギー方のT細胞(Th2)は花粉を敵と判断し、インターロイキン6を使ってB細胞にグロブリンE(IgE)という免疫抗体の分泌を指示します。
  4. グロブリンEは肥満細胞のレセプターに取り込まれて ヒスタミンを大量に作り始めます。(花粉症の炎症のスタート)
  5. この前後からフィブリンが毛細血管を詰まらせ始めます。
  6. 白血球同士の連絡で使われるインターロイキン6というサイトカインに対して好中球や好酸球という白血球が自走しながら集まってきます。
  7. 好中球などの白血球はフィブリンによって詰まった毛細血管内で、活性酸素を大量に分泌し花粉を攻撃したり、好中球エラスターゼというタンパク質分解酵素を大量分泌して花粉を溶かして、花粉を無力化します。(もともと花粉には害が無いので無意味な免疫反応です)
  8. フィブリンによって 血流が滞っている毛細血管内では、活性酸素により毛細血管の細胞が壊されたり、好中球エラスターゼによって毛細血管が溶かされたりして、毛細血管に非常な水漏れが発生します。
  9. 水漏れが酷くなった毛細血管の周りでは活性酸素や好中球エラスターゼが漏れ出て、周りの組織を壊し始めます。
  10. 組織が壊れて花粉症が酷くなります。

ブロメラインを摂取すると腸から吸収され血液中に入ります。
血液中に入ったブロメラインは炎症が起こっている部分に発生するフィブリンを溶かしますので、インターロイキン6に向かって集まってくる好中球や好酸球は血流に流されてしまい、活性酸素や好中球エラスターゼにより一箇所の組織を集中的に壊すこともなくなり、花粉症の酷い炎症や痒みも起こりにくくなるのです。

花粉症や アレルギーの方は炎症体質が酷い方が多いので、ブロメラインにより口内炎や扁桃腺の腫れなどの炎症も起こりにくくなる効果も期待されます。

「ハロー! ビタミン」のバーゲン品は以下のリンクをクリックして、そのページからご注文下さい。
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★『 ブロメライン』
患部の血流を回復して花粉症の炎症と痒みを改善する。長年アメリカで人気№1のハーブ。
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★★★ 今回のバーゲン品のご説明2 ★★★
~炎症の原因であるヒスタミンを作らせない ケルセチンはドイツでは医薬品認定されています。

ケルセチン(抗ヒスタミン剤)

今回の「ハロー! ビタミン」のバーゲンではヒスタミン抑制の医薬品としてドイツで認められている ケルセチン(抗ヒスタミン剤)をご紹介したいと思います。アメリカなど栄養学が進んでいる国では 花粉症予防で高い評価を受けています。

アレルゲンの侵入によって大量に分泌されるヒスタミンがアレルギーの最大の原因です。
ヒスタミンが皮膚や目や鼻などに炎症や痒みを引き起こす。
このヒスタミンによる炎症とかゆみを癒すために皮膚を掻いたり、目を擦ったりして物理的な刺激で更に炎症が酷くなる。炎症が酷くなれば本当のかゆみが発症して、更に掻いたり擦ったりする。
炎症がどんどん酷くなる炎症の悪循環が起こって 花粉症の症状が酷くなっていくのです。

アレルギー体質改善の主眼はこのヒスタミン対策なのですから、すべての体質改善はここと繋がっていなければならないのです。

  • アレルギーの方は肥満細胞が過敏でヒスタミンを作ってしまうので、肥満細胞を鈍くする ケルセチンを摂取する。
  • 粘膜が薄くてアレルゲンが侵入してしまう体質の方は EPAや MSMを摂取して粘膜を丈夫にして花粉によるヒスタミン分泌を抑制する。
  • 腸内環境が悪いとTh2というアレルゲンに過敏に反応する白血球が増えてヒスタミンの異常分泌に繋がるので、 善玉菌(コッカス菌 腸内細菌)を摂取してTh2を減らす。
  • 花粉症の炎症はヒスタミンが原因なので、炎症体質改善のためにヒスタミンを抑制すると同時に、炎症が炎症を引き起こす炎症の悪循環を断ち切るために ビオチンなどを摂取して炎症体質を改善する。

DHA アレルゲン 腸内細菌 花粉症 症状

「ハロー! ビタミン」のバーゲン品は以下のリンクをクリックして、そのページからご注文下さい。
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★『 ケルセチン』
炎症とかゆみの原因であるヒスタミンを作らせないようにするサプリメント。
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