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2月10日の「ハロー! ビタミン」では アトピー性皮膚炎や 掌蹠膿疱症、 尋常性乾癬や アレルギー性鼻炎による炎症体質の改善についてお話しました、それはアメリカにおいてアレルギーの原因の中で一番研究が進んでいるからなのです。

しかし掌蹠膿疱症やアトピー性皮膚炎が発症する原因は炎症体質だけではないのです。

1 アレルゲンが簡単に体内に侵入してしまう体質
2 進入してきたアレルゲンに反応してしまう体質

上記の2つの原因に炎症体質が加わった時に症状が発症するといわれています。

例えば上記の1の様に、皮膚の角質層が丈夫でアレルゲンが簡単に侵入してこない方は、免疫機構の暴走自体が防げます、しかし アレルギーの方は皮膚の角質層の薄い方が多く皮膚から簡単にアレルゲンが侵入してしまうのです、花粉症の方は鼻や目の粘膜を構成するコラーゲンの結合力が弱く(コラーゲン密度が低く)花粉が簡単に侵入してしまいます、アレルゲンとはダニやハウスダスト、花粉、特定の食品などの炎症のきっかけを作る原因物質で個人個人でアレルゲンは違っています。

また上記の2は後ほど詳述しますが、アレルゲンに反応してヒスタミン(炎症の根本的な原因物質)という炎症物質の分泌が簡単に起こってしまう方は体質的なアレルギー体質であるといえます、ヒスタミンが炎症の原因を作り、その炎症部分に炎症を抑制するプロスタグランジンと炎症を起こすプロスタグランジンが作用し炎症のコントロールがなされます。

つまり

1 アレルゲンが簡単に体内に侵入してしまう体質
2 進入してきたアレルゲンに反応してしまう体質

プラス

3、炎症をコントロールできない体質(2月10日の「ハロー!ビタミン」で詳述)が重なって アトピー性皮膚炎や 掌蹠膿疱症や 尋常性乾癬が発症するのです。

それではまず1のアレルゲンが簡単に体内に侵入してしまう原因の詳述ですね。

それには皮膚の構造からお話しなければなりません。

簡単にいうと皮膚は表面から、角質層 → 基底細胞 → 真皮、という感じになります(実際はもっと複雑ですよ(笑))、一番表面の角質層は角質細胞が層になっており、比較的厚い掌では10層~20層、薄い性器などでは数層という程度の厚さになっています。

角質細胞は基底細胞で作られた皮膚の細胞が新しく基底細胞で生まれる皮膚細胞に押し上げられて表皮に移動していく間に作られます、角質細胞自体は既に死んでしまっている細胞で細胞間を繋ぎとめておく力が弱くバラバラになりやすいのですが、 ヒアルロン酸や EPAなどが基底細胞の少し上の部分で分泌されて角質層の間に拡がりノリ(糊)の役割をして繋ぎとめているのです。

ヒアルロン酸EPA

ヒアルロン酸は最大で自重の6000倍もの水分をジェル状にする働きがあり、お肌のみずみずしさや弾力を維持するためのスキンケアサプリメントとしてアメリカで非常に人気があります。

しかし、皮膚に症状の出る アレルギーの方は体質的にヒアルロン酸やEPAの分泌が悪い方が多いそうです。

そうなると角質層が剥がれやすくなり角質層が薄くなってしまいアレルゲンが侵入しやすい体質になってしまいます。

アメリカでの研究では、ステロイドを塗っているアレルギーの方は体質的な理由だけで無くステロイドを塗っているという理由で更にヒアルロン酸の分泌が悪くなったり分子量が小さすぎるヒアルロン酸の分泌が増えて皮膚が薄くなるそうです。

アトピーで皮膚が赤黒くなってしまっている方は角質層が薄くて基底細胞や真皮が透けて見える状態です。

角質層に高分子のヒアルロン酸が少なく低分子のヒアルロン酸が多くなると角質層間を埋める水分が少なくなり角質層同士の癒着が起こり皮膚に柔軟性がなくなってシワができたり、角質層が薄いため皮膚に弾力がすくなく、チョットした引っ掻きでも簡単に傷になってしまうのです。

掌蹠膿疱症の方は膿胞(のうほう)からアレルゲンの侵入が起こりやすく、アトピー性皮膚炎の方で皮膚に傷ができてしまっている方はその部分からアレルゲンの侵入が起こりやすくなり、それぞれ免疫系の暴走を起こしやすくなるそうです。

丈夫な皮膚を作るには角質層間を水分で埋めるための ヒアルロン酸だけではなく、密度の高いコラーゲンを作る MSMサプリメントや皮膚の基底細胞の分裂を正常化してターンオーバーを正常化する コエンザイムQ10なども一緒に摂るといいと思います。

MSMサプリメントコエンザイムQ10

次に2項目で体内に入ってきたアレルゲンに反応してしまう原因の詳述ですね。

これは一般的にいう アレルギー体質です。

通常、 アレルギーでない方はダニやハウスダスト、花粉などが体内に侵入しても何の免疫反応も起こりません、つまりまったく無害だということですね。

しかしアレルギー体質の方にはダニやハウスダスト、花粉などのアレルゲンは身体に害をなす物質(病原菌やウィルスなど)と判断され免疫機構が反応してしまいます。

免疫機構の反応とは・・・・

アレルゲンが侵入するとグロブリンという免疫抗体が大量に分泌されます、 アトピー性皮膚炎や 掌蹠膿疱症、 尋常性乾癬や アレルギー性鼻炎などの方ではこのグロブリンの分泌量が通常の数100倍~数万倍に達するといわれています(アレルギーでない方も異物が体内に侵入するとグロブリンが分泌されますがそれほど多くは分泌されません)。

グロブリンは何種類かありアトピー性皮膚炎とアレルギー性鼻炎はグロブリンE(IgE)という免疫抗体が分泌されるため同じ種類の アレルギーに分類されています、症状の出方は違いますが基本的には同じ仕組みで炎症が起こっているということになります。

また 掌蹠膿疱症はグロブリンA(IgA)という免疫抗体が大量に分泌され炎症へのプロセスがスタートします、掌蹠膿胞症は免疫抗体の種類が違っているのでアトピー性皮膚炎とは別のアレルギーに分類されますが、実際の発症のプロセスはほとんど同じとされ、アトピー性皮膚炎と掌蹠膿疱症では使用するサプリメントはまったく同じものになります。

アレルゲンの侵入で大量分泌されたグロブリンは肥満細胞という細胞のレセプター(鍵穴?)に差し込まれ肥満細胞の内部にヒスタミンを作ります、肥満細胞のレセプターにグロブリンが取り込まれれば取り込まれるほどたくさんのヒスタミンが肥満細胞の内部に作られます、ヒスタミンが大量になりすぎた肥満細胞は破裂して大量のヒスタミンを流出させてしまい炎症が発生します。

アレルギー体質ではない方のグロブリンの分泌量なら肥満細胞がヒスタミンで破裂するようなことはよほどのことがないと起こりません、しかし掌せき膿胞症やアトピー性皮膚炎などでは常に体内のどこかでヒスタミンが大量に作られているような状態で炎症を引き起こそう引き起こそうという反応が起こっています。

このヒスタミンが大量に作られる部分を改善しなければ根本的にアレルギー体質を改善することは難しいでしょう、例えビオチンやガンマリノレン酸で炎症抑制のプロスタグランジンをたくさん作って炎症体質をコントロールして症状を抑制しても、グロブリンの大量分泌とヒスタミンの大量分泌を抑制できなければ、身体は常に炎症を引き起こそうとしているわけですから、体調などで炎症体質のコントロールが難しくなれば再び発症することも起こりうるわけです。

アメリカでの調査では、アレルゲンの侵入によりグロブリンの大量分泌が起こっている方でもまったく症状が発症していない方も多いようです。

これはグロブリンを受け取る方の肥満細胞の感度が鈍く、レセプターに大量のグロブリンが差し込まれてもヒスタミンがほとんど作られない体質だからなんだそうです、こういった体質を閾値(しきいち)が高いといい、アレルギー体質になりにくい体質と規定しています。

アメリカではしきい値を上げる方法が研究されておりヒスタミンによる炎症を引き起こす体質の改善で ケルセチン(抗ヒスタミン剤)というハーブが高い結果を出しています。

ケルセチンはアレルギーの根本的な解決に繋がる可能性の高いサプリメントとして炎症体質を改善するビオチンなどと平行して使われることが多いようです。

ビオチンなどの炎症を抑制するサプリメントは通常3ヶ月~半年くらいの期間を摂取し体質の改善を行いますが、ケルセチンによる肥満細胞の鈍化はもう少し時間が必要なことが多いようです、できれば半年~1年くらいを目処に摂取されることをお勧めします。

ビオチン

ケルセチンは10年ほど前にドイツで行われたハーブ研究の集大成ともいえるコミッションEという研究成果でアレルギーの根本的な改善(つまりしきい値を上げる)ということで非常に高い評価を得ています。

また中国ではレイシやマイタケなどのキノコ類にしきい値を上げる働きが高いという研究成果がありアメリカでも同様の実験において追試験を行っています。

ただし、この研究では体質の改善に数年を要するとしています、この方法では肥満細胞の鈍化だけではなくグロブリンの分泌の抑制まで効果を発揮している例があり注目されています。

アメリカンビタミンショップではアメリカで行われている アトピー性皮膚炎や 尋常性乾癬、 掌蹠膿疱症や アレルギー性鼻炎などに関する実験の結果を翻訳要約してお届けしています。

よろしければ「栄養学とサプリメント」の アレルギーに関する記事をお読みください。

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アレルゲンが侵入してしまう皮膚の構造を改善するサプリメントとしては ヒアルロン酸が最も効果的だと思います。

アレルギーの方のお肌で分泌されるヒアルロン酸は分子量(大きさ)が低すぎて角質層を繋ぎとめておくことはおろか、逆に皮膚に炎症を引き起こす原因ともなっているとの研究結果があり今では一般的に認められています。

ヒアルロン酸を補給する際は低すぎると上記のようになりますし、高すぎると腸壁から吸収されずに対外に排泄されてしまいますので、まったくの無駄になってしまいます。

ですのでヒアルロン酸は分子量を高すぎず低すぎない状態にして サプリメントとして商品化してあげなければなりません。

アメリカンビタミンショップで扱う以下のメルマガ・バーゲンであるヒアルロン酸サプリメントは腸壁から吸収はできるが分子量もある程度は高いヒアルロン酸が使われています(日本でいう低分子ヒアルロン酸という種類です)。

このヒアルロン酸を補給することで皮膚においてヒアルロン酸の分泌を高めて角質層を厚くしてみずみずしい柔軟な皮膚を作ってください、皮膚は硫黄( MSMサプリメント)というミネラルが材料になりコラーゲンが作られ、 ビタミンB群がたんぱく質として皮膚に構成しています、また十分な 亜鉛が無いと皮膚の下にある基底細胞での細胞分裂が鈍ってしまいます。

丈夫な皮膚を作るというのはどれか1つの栄養素が足りなくても十分な結果が出なくなります、 マルチビタミンなどでも構いませんので十分な補給をお願いします。

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ヒアルロン酸

★『 ヒアルロン酸』

 

 

 

 

 

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ケルセチン(抗ヒスタミン剤)というと花粉症の時期にしか売れないサプリメントという状況を一新したいのです(笑)、もともと花粉症対策サプリメントという位置づけで商品化したものでホームページでのご紹介でも花粉症の情報ばかり載せていました。

でもケルセチンの効果はアレルゲンに反応してヒスタミンという痒みや炎症の元を作らないようにするサプリメントですのでアレルギー全体に使えるのですよね。

実際にアメリカやヨーロッパでは アトピー性皮膚炎や 掌蹠膿疱症や 尋常性乾癬などで高い評価を得 ています。
アレルギー全般で評価の高いハーブとしてお奨めです。

アレルゲンが体内に入ってきてしまう体質とアレルゲンに反応してもヒスタミンを作らない体質、それから炎症体質という3つの体質をそれぞれ解決していけばアレルギーは発症しないはずです。

まずは根本的なアレルギー体質を改善するためにケルセチンはいいと思います 。

ビオチンと併用してみて下さい。

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ケルセチン

★『 ケルセチン』

 

 

 

 

 

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