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ビオチンと掌蹠膿疱症の関係

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ビオチンと掌蹠膿疱症の関係 1

ビタミンBビオチン(ビタミンH)基本的にはアトピー性皮膚炎と掌蹠膿疱症は別々の病気です。

しかし、ビオチン(ビタミンH)が不足して起こる脂質代謝の異常が原因の、非常に似通った病気と思って良いでしょう。

つまり、何れの病気にしても治し方はほとんど同じですので、それぞれの治し方を参考にできる訳です。

ビオチン(ビタミンH)、あらゆる食物に含まれるビタミンB群の1つですが、この食物に含まれるビオチンは、タンパク質と結合しているため、腸内で吸収されることはほとんどありません。

ビオチンが腸壁を通して吸収される条件は、ビオチンそれ自体が遊離していることです。

次項も続きをお送りします。

ビオチンと掌蹠膿疱症の関係 2

ビオチン(ビタミンH)が不足すると、先の項で書いたように脂質の代謝に異常が起こり、免疫抗体であるグロブリンA(掌蹠膿疱症の原因)の産出を抑制するTリンパ球の抑制細胞が不活発になり、大量のグロブリンAが産出され、掌蹠膿疱症の症状が現れます。

アレルギーの原因の1つといわれる、これら免疫抗体は、全部で4種類あり、グロブリンA、E、G、Mとよばれています。

このグロブリンAなどの産出を抑制するために、体内のシステムでは脂肪酸が使われます。

掌蹠膿疱症治療によく使われるのでご存知の方も多いと思いますが、EPAとDHA(オメガ3)やαリノレン酸(アルファリノレン酸)、ガンマリノレン酸(γリノレン酸)という脂肪酸です。

「栄養学とサプリメントのアレルギーの掌蹠膿疱症について1〜14」でもご紹介していますが、皮膚の炎症を直接引き起こす炎症系プロスタグランジンという物質を抑制するための物質が、消炎系プロスタグランジンといわれ、これら脂肪酸から消炎系のプロスタグランジンが作られます。

次項も続きをお送りします。

掌蹠膿疱症のビオチン

ビオチンと掌蹠膿疱症の関係 3

つまり整理していうと、ビオチン(ビタミンH)が不足することによって、EPAやαリノレン酸(アルファリノレン酸)などの脂肪酸が、消炎系のプロスタグランジンに換わることができずに、大量の免疫抗体グロブリンAが産出され、皮膚に沈着して、掌蹠膿疱症の症状が出てくるわけです。

ただ、ガンマリノレン酸(γリノレン酸)などは大量に摂ってしまうと、それ自体が炎症系のプロスタグランジンの生成を促すことになるという実験結果もあり、摂取については詳しい知識を必要としますので、できましたら栄養学とサプリメントのアレルギーの「掌蹠膿疱症について1〜14」を精読してください。

EPAとDHA(オメガ3) αリノレン酸(アルファリノレン酸) ガンマリノレン酸(γリノレン酸)

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